For Whom the Bell Tolls 2007 12 30

「誰がために鐘は鳴る」
 パキスタンの政情不安を見て、
この映画を思い出してしまったのです。
 この映画の紹介文(DVD版)には、こうあります。
「フランコがクーデターで政権をのっとり、独裁軍事政権を開いた時、
自由を求める市民は立ち上がり戦った。
いや市民ばかりではない。
外国の文化人たちも応援に駆けつけた。
アメリカの文学者、若き日のアーネスト・ヘミングウェイも、その一人だった。
単身スペインに渡り、フランコ政権に対する抵抗運動に身を投じた」

 自由のために戦うのが、アメリカであり、
軍事独裁政権を支えるのは、アメリカではない。
 アメリカ人は、テロの恐怖に怯えて自由を捨てた。
そして、ヘミングウェイをも捨てた。
自由の女神が、その涙で朽ち果てていく。

















































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